リハビリテーション科
早朝から充実したリハビリテーションを提供します
昨今高齢化が進み、当院においても高齢の患者様が多く安静臥床による廃用症候群(四肢筋力低下、関節拘縮、呼吸・循環機能低下、嚥下機能低下)を予防する事が大変重要になります。また日中ベッド上の生活となり、人とのかかわりが薄れると認知機能の低下をきたす事もあります。
当院では、入院後早期より主治医と相談の上、離床(ベッドに座る・車いすに乗車)を促していきます。すぐに離床が困難な患者様は、ベッド上にてギャッチアップ(ベッドの背を挙げる)やベッド上で手や足を動かす運動を行います。
当院では慢性腎臓病(保存期・透析期)の患者様へのリハビリを実施しています
慢性腎臓病の患者様に対して、医師・看護部・透析室と連携していき、運動療法、食事療法と水分管理、薬物療法、教育、精神・心理サポートなどを行っています。当科では運動療法を中心としたリハビリテーションを実施し、その効果として「筋力増加」「日常生活動作の改善」など多くの効果が報告されています。
言語聴覚士による「嚥下訓練」の実施
「食事中によくむせる」「上手に飲み込めない」など摂食嚥下障害に対して、言語聴覚士が口やノドのリハビリテーションを行い、むせなく安全に口から食べられるようにサポートしています。胃ろうや鼻腔栄養の方でも嚥下訓練を行えば、再び口から食べられるようになることがあります。